今回はちょっと内輪の話になります。
私どものクリニックは開院して19年4ヶ月、まもなく20周年です。
この約20年の間、クリニックを裏方として支えてくれた事務長が退職しました。円満にです。
そもそも私がクリニックを開業することとなり、医療事務の経験があり当時専業主婦であった義妹を巻き込むのは必然でした。それまでわりと自由時間も多かったところ、唐突に事務長に仕立てられ、それは負担であったかと思います。
初めは主婦っぽさ全開でしたが、近年ではすっかり貫禄も出て、事務方の仕事はほぼ任せておりました。ほんとうにお世話になりました。
スタッフからの信頼も厚く、院長である私への愚痴の聞き役でもありました。
コロナ以来初めて、忘年会を兼ねて送別会を行いました。

私が嬉しかったのは、事務長の子ども、私にとっては甥になるのですが、サッカー少年だったのがいま新米医師として勤しんでいることです。
医学、医療という世界に興味を持ち、苦労して猛勉強して、目標を定めて実現する過程をずっと応援し一緒に喜びました。
事務長のクリニックでの仕事ぶり、私の医師としての姿が幾らかは彼に影響を与えたとしたら光栄なことです。
まずは事務長、人生の3分の1の期間、というと年齢が推定できてしまいますが、お疲れ様でした。ちょっとゆっくりして、新しい人生の次のステージでも活躍くださいね。
で、甥には、「オイ、いつか院長のこと助けろーっ」って言ってね。
なお、すでに新しい体制で運営しておりますので皆さまご心配なく。